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レント「おおおおおおおお!!!」
小競り合いになり、粘るがやはりサタンの方が力が強い。
サタン「どうしたぁ!段々とずり下がってるぜぇ!」
レント「くぅっ!」
ズリズリと後ろに押し下げられる。
レント「こんのっ!?」
押し返そうとした瞬間、思い切り足が滑る。
レント「なんっ!?」
振り返ると、いつからあったのか底の見えない超巨大な穴が真後ろにあった。
サタン「終わりだ!消えろ!」
足を滑らせ、巨大な大穴に落ちていく俺、そして俺を追いかけるように迫ってくる黒い刀。
レント「あぁ…そうか…」
咄嗟に突然出現したこの大穴の正体を理解した。
レント「これ…俺が代償与えた場所か…」
攻撃するたびに地面が抉れ続けて穴になったと。
レント「ビビったが、おかげで何とかなったな。」
鼻先数センチに迫る刀とそれを遠くで振り下ろすサタンを見ながら、俺は笑った。
レント「10秒たったぜ。」
出現していた時計盤の針が、全て揃う。
そして、俺以外のものが静止した。
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