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レント「ふぅ…」
俺は翼を広げて、刀に触れないようにして穴から出る。
レント「よう、サタン。」
サタン「ぐっ…おまえ…」
空中で刀を振り下ろしたまま口元以外動かないサタン。
サタン「何をした!!」
レント「魔畜さんに協力してもらっただけ。」
まぁ今は魔畜さんも改造に改造を重ねて、"懐中時計型固定空間時空操作時計付属魔力蓄積装置"となった。
レント「この結界内の空間の時間を止めた。さすがにこのバカでかい結界の空気全部ぶち抜いて、なんてできないだろ?」
サタン「なら…」
レント「俺がなんで動けるか、ってか。天空の神の力があるんだぜ?大気なんてあってないようなもの。」
悔しそうに顔を歪めるサタン。
レント「さて…《神刀レージア・クレイスエンド》」
空へと伸ばした右手に純白の刀が握られる。
サタン「くは!今のお前のへなちょこ刀じゃ俺は仕留められないぜぇ?」
レント「そのへなちょこが、天変地異になっても平気でいられるか?」
サタン「どういう意味だ?」
レント「いやぁ…実はな最後の10個は外すのに手間がかかるもんでなぁ…」
一度瀕死になる、ってどんな条件よ。
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