出会い

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???「あーーっ!もう、またそうやって一人をいじめてー!! 僕、そういうのダメだって言ってるのにー!」 ん?誰かが俺の背後の扉から入ってきたようだ 家臣「はっ、申し訳ございませんロイ様 ですが、王様が勇者だと認めた相手とは考えにくいもので…」 ???「あ、この人がゆーしゃさま?」 家臣「ですから!今審議中です!」 ???「まぁまぁ、 あ、ごめんなさい突然 あなたの名前は?」 突然俺のほうを向き名前を尋ねられる カルノ「あ、俺は、カルノ…」 ロイ「あ、そうなの?カルノさんか! 僕はね、ロイ!」 カルノ「あ、えーっと?はい」 ロイ「…カルノさんは、僕と一緒に旅が出来る?」 家臣「ロイ様!!」 ロイ「うるさいよ…?僕は今、カルノさんとお話中だよ?」 家臣「も、申し訳ございません」 カルノ「旅…?」 ロイ「うん!魔王を倒す旅!」 カルノ「あ、えーっと…」 本当に旅をする気は無かった 金だけもらって普通の生活がしたかっただけ …んなこと言えねえくらいキラキラした目で見つめられる カルノ「俺、役に立たないよ? たぶん、いや…絶対」 ロイ「そうかな?僕、カルノさんとなら魔王も倒せそうな気がするんだけどな」 カルノ「あ、アハハ…」 その自信はどこから来るやら… どうしようかな… カルノ「いや、でも、俺、本当に何にも出来ないんで…」 ???「そうか、それでよくこの場所に足を運べたものだな」 また知らない声がした
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