魔法の話

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ある日、僕は道を這っていた。 すると、またこの前の女の子が一人でこっちに向かってきた。 『蛇さんはお友達いるの?』 お友達?僕はそんなものはいないよ。 卵から生まれてずっとひとりだよ。 僕は首を振った。 『んじゃ、私とお友達になろう!』 僕は途端に嬉しくなった。 嬉しくて嬉しくて、どうしたらいいかわからなくなった。
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