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で、答えはもちろん、
「よろしくお願いします!」
「はい、よろしく」
そんな訳で俺と朝霧は恋人同士になりました。
めでたしめでたし。
……って、何の問題もなければよかったんだけど……。
うーわっ、マジで俺の彼氏イケメンじゃね?
横顔めっちゃ綺麗なんですけど!
放課後、俺の家で課題を片づける事になった。
そして隣に座る朝霧に、俺は不埒な気持ちを隠せない!
ぶっちゃけて言えばキスとかしたい!
「してもいいよ」
そう、隠せない!
微塵もこの気持ちを隠せない!
しばらく後にキノコの効果が消えるまで、だだ漏れな思考とそれをからかってくる朝霧に悩まされるのでした。
それともう1つ、朝霧家の冷凍庫に眠る残ったキノコの存在……。
「ぶっちゃけ怖いんだけど!」
「滅多な事じゃ食べないから安心しなよ」
そう笑う朝霧を尻目に、滅多な事って何だろうと気が気じゃない俺だった。
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