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―― RIVIRO
―― 大総統執務室
上層部に属する人達と私は、やたらと真剣な表情のアレウスを目の前にして、緊張の糸をピンと張っていた。
それもそのはず。
アレウスの真剣さと言えば、これから国盗りでもしようかと言うものだから。
「……今日集まって貰ったのは他でもねぇ」
厳かな雰囲気の中、私達へアレウスが言葉を発し、上層部の方々からは固唾をのむような雰囲気が。
「新しい仲間を紹介する為だ」
新しい仲間の言葉に私達の間で一瞬ざわつきがおこる。
「幹部の第7席、第8席に就く奴を今ここで紹介する」
「2人も…?!」
続くアレウスの言葉にキュイラスさんが小さく言葉を発した。
「あぁ、第7席に就く奴はお前達もよく知る奴だ。 入って来い」
そうアレウスが私達の背後にある扉へ声を発すると扉はゆっくりと開かれ、本当によく知る人が執務室に入って来た。
「!!」
「え!?」
「なっ!?」
「まさか…!」
その人が入って来るなり様々な反応が私達の間でおこり、その人はゆっくりとした足取りで私達の横を通過し、椅子に座るアレウスの傍らで足を止める。
「コイツが第7幹部で、この島の環境管理を担当する幹部だ。 ほら、念の為に自己紹介をしろ」
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