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「アレウス大総統から第7幹部と環境管理部を統括する命を授かったベリアル・ヴィヴァルディーです。 宜しくお願いします」
そう言って、RIVIROの新部署の制服に身を包んだベリィさんは微笑んだ。
「ベリィさんが…幹部…」
確かベリィさんは、裏闇の帝王であるアレウスが面倒を見ると言うことで、あの事件の罪を問われないことになった。
まさか…RIVIRO入りさせるなんて…!
「でも何故いきなりなんですか? アレウス大総統」
ジェダさんが一歩前へ出て、アレウスに問い掛ける。
「島の拡張でお前達の負担も大きくなってる、その為には部を細かく分ける必要があるしな。 それに…」
「裏闇の帝王の組織に入ってる方が都合が良いらしいんです」
ジェダさんの問いにアレウスとベリィさんが答えた。
「まぁ、そう言うこった。 異論はねぇか?」
アレウスはセレスさんを見ながら皆に問い掛ける。
セレスさんは険しい表情をした後、瞳を伏せた。
「ないみてぇだな」
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