中途半端な人の歌

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力を求めた いや金を求めた 愛する人に認めて欲しくて 金が無ければどんな価値も無効化されるんだろう最後には そんな時代が生んだ廃棄物だとでも心底思えれば少しは楽に 虚勢を張り続け あった力さえも失い 心さえも失った 努力家だとか、頭が良いとか、性格が優しいとほめられたこともあった 誰よりも自分がその何れも中途半端であったことを知っていた 天才はもちろん平凡や馬鹿よりも酷い末路 そんな中途半端な同士諸君よ 昔は昔はなんて言い飽きて来ただろうよ そうさ昔々から俺らは刺激と快楽を求める醜いブタさ 良いとされてきたディスプレイを失った今 さぁ次はどうやって満たそうかフフッ
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