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私は朝日が眩しくて目を覚まし、
何気なく辺りを見渡して改めて実感した。
(ああ、私、本当にタイムスリップして来ちゃったんだ…。
みんな心配してるかな…。)
そんなことを思いながらぼんやりしていると、
ふいに近くから土方さんの呻きが聞こえた。
視線を落とすと、すぐ近くに土方さんの寝顔があり、
2尺分ほどの距離をあけて敷いていたはずの布団が、
いつの間にかくっつけて敷いてあった。
私がそのことに驚きあたふたしていると、
土方さんが目を覚ましあくびをした後に、
私を見て呆れた様子で、
「何慌ててんだよ。けほっ。…それにしても…今日はやけに冷えんな…。」
と咳混じりに言い、
布団を頭まですっぽりかぶってしまった。
(寒いかなぁ…結構涼しくはあるけど…
!?
そ、そーいえば、昨日川から流れてきたって言ってたよね…
ってことは、川に入ってたんじゃ…
確か最初にこの部屋に連れていかれた時に、髪濡れてたような…)
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