一、時を超えて

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私の名は黒崎優香。中学3年生である。 今現在修学旅行で京都に来ており、 グループで新選組関連の場所を回っていた。 そんな時、私は着物姿の見知らぬ男に連れ去られ、 気絶させられた。 遠のく意識の中、私の耳に、 「やっと見つけた。桃子の生まれ変わりを。もうちっくと待っててくれ…」 という男の声が聞こえた。 (誰だろう…) 薄らぐ視界の中、見ようとしたが、 見ることが出来ず、私は意識を失った。
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