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「わ、私は黒崎優香です。…ここは…本当に京なんですか? 」
と言うと、
土方さんは刀を抜き、
私の眼球から数cmの所に刃を向けた。
それを制止しようと、
沖田さんといかつい男の人が立ち上がり、
私の方を見た瞬間に、
驚いた顔をした。
もちろん、土方さんや他の3人も驚いた顔をしていた。
私は、恐怖を全く感じないどころか、
幕末の英雄に会っているということが嬉しくて、
いつの間にかニヤケていたらしい。
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