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1560年
5月17
今川軍は尾張を目指して東海道を西進。今川家が納める松平軍と合流を果たす。
(松平元康 後の徳川家康である。)
合流後
今川軍勢力
30000を超す大軍。
三河街道を横断の如。
まさに踊り狂う龍の大軍に候。
尾張国へと足を踏み入れた。
今川尾張国領の最も三河に近い沓掛城に
一時着陣。
約30000の軍勢が1つの城に集結したのだった。
【沓掛城・義元】
「親方様。この軍勢ならば
尾張制圧は楽に。」
「そう思うかね?
尾張はそれほど容易く無い。
即ち我等が最も相応し相手。」
「兵糧も万全をくっしました故。」
「此度の戦。
我等が先に空腹で干上がってしまうか
尾張が我等に負けるか。」
「兵糧底尽きたらば…」
「そう。
【今川家は破滅となる】」
「…。」
「これ。竹千代
(松平元康の幼名)
を呼べ。」
「はっ!」
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