天才児

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【織田信秀・平手政秀】   「爺。斉藤・今川と敵を造り過ぎた…」   「今は今川だけをお考えに。」       「蝮(斉藤道三)     と和睦致す。」       「此度の小豆坂での敗退に 斉藤家は和議承諾しますでしょうか…」   「和睦を期に【婚姻同盟】を持ちかける。」   「と言いますと…」   「吉法師しか居るまい。」     「…。」 『三郎を… 不器用でうつけ… しかし信秀様を一番慕って居る。 あのゴロツキ三郎を道三がお気にめすで在りましょうか…』         今川家の侵攻に備え 敵対国は美濃との縁組和睦。   織田 弾正忠 信秀は三男   【織田 三郎 信長】     斉藤 道三 利政は娘        蝶 嫁ぎ後、【濃姫】と名を変えた。      との婚姻が決定したのだった。  
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