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―五分後―
凛「ただいま……ってうわ…」
衛宮「な…なんでこんなに校庭が抉れてるんだ?」
ムスカ「君達にも見せてあげたかったよ。ラピュタの真の力をね。」
凛「ランサーは?」
ムスカ「尻尾を巻いて逃げ出したよ。それより、そちらの男性は?」
凛「ええ、彼は衛宮くん。今は連れてないけど、セイバーのマスターだそうよ。」
ムスカ「なんと!君がセイバーのマスターだとは知らなかった。」チャキ
衛宮「ま、待てよ!俺は戦う気なんかないんだ!」
ムスカ「私に協力してくれるんなら、君を自由の身にしてやれるんだ。」
衛宮「解った。大体、俺は聖杯戦争をおわらせるために参加したんだ。協力を惜しんだりしないさ。」
ムスカ「衛宮くん、君を誤解していた。許してくれ給え。」
衛宮「いいよ。」
凛「じゃ、今日から衛宮くんの家に泊まるわ。いいわねアーチャー。」
ムスカ「いいでしょう。」
凛「?…随分聞き分けがいいのね。」
ムスカ「凛、忘れてはいけない。私の運命は君が握っているのですよ。」
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