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初めて会った時
僕は人見知りで、無愛想で
あまり人と話さなかった
僕も話しかけなかった
でも、君だけは
君だけは僕を
見つけてくれた
もう、
大丈夫。大丈夫…
ずっと迷惑かけてごめん
我儘だった僕を
見つけてくれてありがとう
もう、
大丈夫。大丈夫…
泣いてしまってごめんね
これからは僕が
君を笑わせられるように
これは卒業の時
君と少し話をしたね
桜の花弁と
君の泣顏が綺麗だった
もう、平気。平気…
風に靡く髪と花弁が
僕を押してくれてる
もう、心配しないで。
思い出は胸に仕舞うから
ずっと、ずっと、ずっと…
ありがとう。さようなら。
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