::1::

8/12
前へ
/21ページ
次へ
流れる景色。 数万年もの、記憶 俺はすぐに気づいた。 これはビャクが生きてきた記憶だ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ぼやける視界、揺れる緑色の景色。 「ん・・・っ?」 「お、起きたか」 動きは止まり、見上げると近くにはビャクの顔が。 「・・・・・顔・・・・顔?!!!!!!」 「ククッ・・・おはようアオイ。」 やっと状況把握した!!!!お姫様抱っこ!!!!なにこれ恥ずかしい!!!!!!下ろせえええええええ!!!!!!! 「ほれ」 「ッフゲラ!!」 落とすことはないだろ・・・っ!!!地面とぶっちゅーしちゃったじゃないか!!!!! 「どうだった?」 「なにが・・・」 顔についた土を払い、んこ座りで視線を同じにしてきたビャクを膨れながら睨む。 「クッ・・・アホ面・・・っクハハハ!!」 こいつ絶対埋めてやる・・・っ!!!!! 「ヒーーー・・・っ何がって、夢の国の感想だよ、ブッ」 「笑うなら笑え!!!!耐えるな馬鹿!!!夢の国トラウマになりかけたわ!!!なんだあの創造神!!!!!」 俺様ナルシストとか怖い!!!!!しかもホモかよ!!!!!!!! 「ふっまあちゃんと見れたんなら大丈夫だ、お前の中に俺の片翼突っ込んだからな。俺の力半分こだ、ありがたく思えよ?」 「あの音って羽むしってた音だったんだ!!!納得だわ!!!想像しただけで痛いわ!!!!!!馬鹿じゃねえの!!!!」 「大丈夫だ。二、三度魂でそうになったがなんとかなった」 「一番出ちゃダメなとこだね!!!怖いわあんた!!」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

78人が本棚に入れています
本棚に追加