問題児達の恋物語～短編集～

十六夜×黒うさぎ

『………とはいった
ものの、どうしましょ』

『……あ、ちょっと
話逸れるけどいい?
黒うさぎ……』

『はい?なんでしょう
耀さん』

耀が突然黒うさぎに 切り出した

『黒うさぎは
いつから十六夜君のこと好きなの?』

『へ!?………そ、それは…』

黒うさぎが
あたふたと焦っていると

『それ、私も気になるわ!
ぜひ教えてほしいわ!!』

と、飛鳥が耀の質問に
食いついた

『え…………えっと
正確なタイミングは
覚えておりません💦

ですが、いつの間にか
十六夜さんの事を
目で追っており
彼が笑うと
ドキドキして心臓が
落ち着かないのでございます…////』

『それに、最近では
十六夜さんのセクハラを
真に受けてしまい
まともに眼を合わす
事すら出来ないのでございます』

『『……それはもはや
病気ね』だと思う』

黒うさぎに二人の
冷ややかな視線が向けられる

その後、3人で
真面目に作戦を考え……

『……それじゃ
後は実行するだけねっ!』

『…うん、黒うさぎ
頑張ろうね!』

『はいッ、
黒うさぎは頑張るのでございます』

『それじゃぁ作戦を
始めるわよっ!!』

『『おぉーー』』