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カーテンがゆれる ほほをなでる風
午後の日差しは雲を消して
きらきらと僕をてらす
なめらかにそっと僕をくすぐる
遠い記憶の中の奥の方から
こみあげてくるそれを
久しぶりに感じるよ
また会えたね 今まで何をしていたの
どこにいたの 今はそんなこと
どうでもいいや
飛行機が飛んでる 小さく見える影
日々のなかではありふれて
しまっていて
ふわふわと胸のなかに潜む
空の向こう そっと 手をのばす
重い体の中から ゆっくりと
かきけされてしまわぬように
止まらぬように 祈り
また会おうね そうやって
消えていったんだよ
もう一度 もう一度 くすぐってよ
もう二度と もう二度と 忘れない
カーテンがゆれる 僕をほほをなでる風
午後の日差しは雲を消して
きらきらと僕をてらした
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