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私が四つん這いの体制でいると気を使ったのか優しく話しかけてきた。
「普通ならここに呼び出された人は規定された異世界に送って終わりなんだけどね?」
豆腐で死んだのがショック過ぎて耳に入って来ない……
「今回のことは完璧にこちら側の責任だから、君の望むような世界に転生させy「緋弾のアリアの世界で!!」立ち直りと決断はやっ!」
耳に入って来ないと言ったな……あれは嘘だ。
「てっきりしばらく落ち込んでいるか、私に対して怒り狂うものかと思っていたのに…」
「そんなことしても仕方ないですよ?私は大人なのです」
私は下心満載のキメ顔でそう言った。
「それに地球にだって帰してあげられるんだよ?いいのかい?」
これまたすごく心配そうな顔。
多分この人…じゃなくて神様は変態だけどいい神様なんだろうなぁ……
でも、
「どうせ両親死んじゃって天涯孤独の身だったし、未練といえば見てたラノベやアニメの続きが見れなくなるくらいかな?」
本当に未練なんか起きる隙もないくらいつまらない人生だったから(笑)
某菓子パンヒーローの如く、パソコンと二次元だけが友達さ!
「そうか…わかった。じゃあ転生するに当たって何か要望とかある?
なるべく叶えるようにするよ」
「本当!?なら私にウォンテッドのウェスリーさんと同じ能力と銃に、トランザム的な能力ちょうだい!」
「ウォンテッドって…まぁいいや、了解。向こうについたら使えるような環境にしとくね」
なぜ神様は引きつった顔をしているのだろう?
面白くてカッコイイと思うんだけど…
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