190人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
「大倉先輩!/」
「ん?」
振り返ると、顔を紅潮させた可愛いらしい女の子がいた
多分一年生かな?
大倉が好きなんや。って見たら分かった
「あのっ……これ…」
「なーに?」
大倉が俺から離れて女の子に近付いた
―ズキン
それだけで胸が痛くなる
苦しくなる
女の子は大倉に可愛い封筒の手紙を渡した
「失礼します…!/」
女の子がペコッと可愛いらしくお辞儀をして、小走りで走っていった
「ラブレター?」
「うん。ラブレター」
「そっ、か」
大倉が嬉しそうに言うから、俺はまた胸が痛くなるの
最初のコメントを投稿しよう!