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「そうやねっ……」
悲しそうに笑う安を見て、不謹慎やけど綺麗やって思った
「安、来て」
「大倉…、!?」
俺は安の腕を引いて教室から出て屋上に向かった
「有子ちゃん!」
「大倉せんぱっ…!……えっと…」
有子ちゃんは安を見て驚きを隠せないようやった
「ごめんな。俺、好きな人がおんねん」
「好きな…………人……?」
「おん」
俺は状況を把握出来てない可愛い安を抱きしめた
「大倉…!?」
「そういう事ですか…………分かりました…!」
有子ちゃんは傷付いた顔をして笑った
「ごめんな…?」
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