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そんな事を考えてると、大倉がゆっくり言い出した
―俺は安が好きや。友達としてじゃない。好きやねん。もし安が寂しくて泣いてくれてるなら、俺はめっちゃ幸せ。"約束"は一つ。…やっぱ二つ。一つ目は、絶対安に会いに行く。約束する。二つ目は…―
「じゃあねっ!大倉、絶対会いに来てな?」
「絶対行く。必ず会いに来る。約束やろ?」
大倉はそう言って俺に優しくキスをした
「行ってらっしゃいっ!」
「行ってきます!」
大倉が俺に言ってくれた二つ目の約束
―俺は一生安を愛します―
end
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