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「君は何故こんなところにいるんだ?」
僕「僕が知りたいぜ、ここはなんだ?あれか?ついに妄想と現実が区別できなくなったとかいうオチじゃないよな?………異世界トリップとか僕じゃない人間でやれよめんどくさい」
冷静なのか慌てているのか自分でもわからないが、だいたい全部まとめると
めんどくさい!の一言に尽きる
「えーと…」
僕「あぁ、すまんね…僕は緑青……気軽にロックンでもロクでも……好きに呼びたまえ」
「あぁ、えと、俺はギルドの総帝だ……それで、ロク…この森に居たのは何故だ?」
僕「道を歩いていたのだが、突然森になったんだ」
(……………方向音痴?)
何故だ?総帝がなんか僕を哀れんでいる気がする
「なら俺が送っていくよ…家はどこ?」
僕「地球の日本の鹿児島の屋久島という所だ…面倒だから言っておくが、僕はここと違う世界からきた異世界人だ、しかもつい先程来たばかりのな!!君が一番最初にあった人間だぞ!」
「異世界……」
何やら呆然としているが、信じられないとか言ったら強化されている体でおもいっきり蹴ってやろう、脛!!
「そんな、一人で知らない場所にくるなんて……心細いだろ?俺で良ければこれからのこととか、色々協力させてくれ」
僕「むしろそれ以外に生き残る選択肢がないだろう?よろしく頼む総帝………………因みに僕は24歳だ、子供扱いはやめろ」
頭を撫でられるとか、初めての経験だぞ!?
「え……歳上…あ、前髪で幼く見えて、いいじゃないか!若く見られるなんて!女性なら嬉しいだろ?」
嬉しくねぇよ
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