いち

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アリアさんと僕が一頻り笑って 僕はライルの家に連れていかれた 小さな一軒家だ さすが総帝、金持ちだな これから一緒に生活するんだ、まずは色々話をしないとな めんどくさいけど ソファーに座り、ライルのいれてくれた紅茶を飲む ミルクティーしか飲まないけど、これは美味いな ライル「まず、俺はライル…総帝をしている……歳は…十八だ」 わぁ…六歳年下じゃん 僕「ん?十八って学生じゃないの?」 ライル「そうだが…今は夏休みだし、俺は寮に入ってないから」 成る程 ライル「魔力量は……水晶が砕けるくらいで、属性が自然系と空間、創造だ………学校では雷と闇で通してる」 僕「……そうか、てか…学校ってどれ?あのデカイの?」 城っぽいのが二つある 片方は本物の城だろう ライル「あぁそうだ」 へぇー…無駄にデカイんだな、やっぱり ライル「……あ、帰り際に持たされた…ロクさんのカード」 カードを渡されて、見てみると 黒地に銀でランクX、全帝 深淵の魔姫と書かれていた 僕「ナニコレ…」 ライル「俺と同じXランクにして、コンビ組んだほうが不自然じゃないからと言っていた」 僕「こんな厨二な二つ名嫌だ!!」 ハゲろ!! くそっ!まさかの帝かよ! 嫌だー!働きたくない! フラグ臭がプンプンするんだけど!! めんどくせー!
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