開幕

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ある日のことだった。 ピピピッ カーテンによって閉め切られた薄暗い部屋の中に電子音が鳴り響く。 「………ん」 その音に目を覚ました私はベッドの横のテーブルに置いてあったスマートフォンを手に取った。 そこに書かれていたのはアプリが配信されたという情報だった。 そのアプリの名前は『スピリット・エクスターミネーション・アプリ』
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