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「むぅ、早く行こっ? 間に合わないよ」 そういうと、 そーだなといのちゃんは言って 俺の腕を引く。 「それにしても、 だいちゃん細っ!」 「いのちゃんには、 言われたくないね」 「色も白いし」 「いのちゃんもだよね?」 「いや、俺とはなんかちげーんだよ、 細いのに柔らかいんだよ!」 それは、皮下脂肪... 流石にそこまでは俺 隠せないです... 「ずっと、握ってたい」 ドキっ... いのちゃんの変な一言.. それに、 急に波を早く打ち出す 心臓に、 少しずつ火照り始める 頬。 「ばっ//ばかっ!」 いのちゃんの手を 振りほどいて校庭まで走った
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