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_______in class 「うわぁあ!!」 気づいたら、 お昼の時間になっていた 「どーしたの?」 お弁当を持ったやぶくんが、 心配そうに俺を見る。 「寝ちゃった...テスト前なのに!! 俺、まったくわかんねぇーよ..」 つくつぐ、自分のバカ 加減に飽きれる。 俺の頭ー、 理解してくれよーっ 「まあまあ」 「みんなはいいーよ!、 頭いいから」 俺は留年ギリギリなのに 「大ちゃん、帰ったら 教えてあげるよ」 ふと、頭上から聞こえる声に 「んー、いのちゃんの 邪魔はしたくないもんっ」 強がる俺。 「そんな強がってていーの?」 だめだよ、 だめだけどさぁ.... だって 「いのちゃん、ずっと 学年1位なんでしょ?」 俺なんかが邪魔したら いのちゃん、1位とれなくなっちゃう 「だいちゃんくらいで 順位落としたりしませーん」 むっか! 「じ、じゃあ、 教えてもらうもんっ」 「あ、だいちゃん 素直になったw ひかるー、ご飯食べよーぜ」 「はいはい、やぶさっきの ぷりんと見せてくれ! 寝ちゃったっ」 「だいちゃんと おんなじ奴がいるな」
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