ライナの理想

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「よかった、無事みたいね」 ある少女が言う。 「あ、うん。あなたは?」 ライノがたずねる。 「私は、十六夜咲夜、紅魔館に仕えるメイド長よ。」  と、咲夜がいった。 「私はライノ、ライノ・スカーレットよ。」 と、ライノが答えた。 「ス、スカーレットですって!?・・・そ、そんなはずはないはず・・・スカーレット家は、いまから、1000年前に滅んで、今は、レミリアお嬢様と妹様しか生きていないはず・・・!?」  と、咲夜は驚きの目でライノを見ている。 「ライノ、あなたはレミリアお嬢様とフランドール様をしっている?」  と、咲夜は聞いてきた。 「ん?レミィ?ここにいるの?・・・ここに来たかいがあったわ~」  と、ライノはのんびりと答える。
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