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-------一方その頃-------
妖怪の山6合目
?「ちょっと!なにやってんの!?」
青髪の少女が言う。
?「なにってコーヒーのんでんのさ…おいしいよ?」
と、緑髪の少年が言う。
?「コーヒー飲んでいるのはいいんだけどさ…なんなの?ベッドに寝かしてる人になんでドライアイスをまわりにおいてるの?」
青髪の少女が聞く。
?「にとり、人の死体っていうのはね?こうでもしないと腐っちゃうんだよ…」
緑髪の少年が言う。
「だから、まずなんで私のベッドに死体を置いてるわけ?」
にとりが聞く。
「もうすぐ…来るんだ…あの人が…」
緑髪の少年が言う…
「ねぇ…あの人って?ねぇ!サジ!」
にとりが聞く。
「あの人?あぁ、俺の師匠だよ…もう、この世にいない…な」
と、サジが切なげにいう。
「まさか…アイツを呼ぶ気?やめなよ、アイツの恐ろしさはあなたがよく知ってるはずだよ」
と、にとりがおそれた口ぶりで言う。
「でも、それしか…この世界を修復する方法がないんだ…にとり、わかってくれ…」
サジが切なげに言う。
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