ライナの理想

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一方…地霊殿では、地上の妖怪に悩まされていた。 「だぁぁぁぁぁああああああ!敵が減らねええええええええええ!!!!」  敵をぶん投げ、蹴り上げ、ふっとばしながら銀髪の青年は叫んでいた。 「ちょっとうるさいよ、ゼルク、静かに戦ってよね…」  と、茶髪の少女が言う。 「いいじゃねえかよパルスィ叫ばねえとやってられねえよったくよぉー誰がこんなにおくりこんでくるんだぁー?」  と、ゼルクが言う。 「…ったくここではあまり使いたくないんだが…使うしかないかな…」  そういってゼルクは懐からスペルカードを取り出し、叫んだ。 鬼神符「鬼の咆哮~HARD~」  ゼルクがそういうと刹那まわりに弾幕が散らばっていった。 「どうだ!結構効くだろ?」  そういうと、まわりの妖怪たちは血みどろになり、体の一部が吹っ飛び、血の池ができた… 「おりんーこれの処理よろしくー」 ゼルクがそういうと黒い猫が何処からともなく出てきた。 「にゃーん♪」 その黒猫の名前は燐さとりのペットである。 ―1章 完―
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