1人が本棚に入れています
本棚に追加
廊下を歩いていく途中、変な掲示板を見る。柔道部やら野球部ならともかく、恋人募集中とは何だったのだろうと思う。
そして 教室の前で教師と話をし、教室へ。
「では、今日転校してきた女子を紹介します。どうぞ入って下さい。」
ガラガラ と教室のドアを開ける。とたんに「おお~っ!!」「可愛いぃぃぃ!!」「綺麗だわ~!」「誰誰誰~!?」等と爆弾が爆発したかの様な騒ぎへ
「はいはい、質問は自己紹介の後で~」と教師
「本日から転校してきました 冬澤・燐です。皆さんよろしくお願いします。」
と、一礼 そして・・・
「ねぇねぇねぇっ!彼氏とか居る!!??」
と男子A
「居ません。」
と答える 悪化
「キタァーーーー!!ねぇ!俺と付き合わない!!??」
「け、結構です。」
たじたじしてしまう燐。
「バカヤロゥ!俺が先に言おうと思ったのに!!」「馬鹿!俺の方が良いに決まってるだろ!!」と、男子全員
「凄い綺麗!」「何でこんなにサラサラな髪になるの!?」「透き通るような白い肌もいいわぁ~!まるで雪ね!雪!!」「茶色い目も美しい!」と 女子全員
「はいはいはい、そこまで!」教師が喝! そして?
「私はこのクラスの担任のレヴィアラ・ディフォーよ、種族は獣人族」と教師レヴィアラ・ディフォーは答えた 歳は二十代後半、茶褐色セミロングで瞳は黄色、頭に獣人族の証とも言える獣耳がピコピコと動く
「冬澤・燐さんの席は・・・あそこになります。」
窓側最後列、一番良いポジションであろう。
「はい、ありがとうございます。レヴィアラ・ディフォー先生。」
レヴィアラ・ディフォーは笑った。
「私の事はレヴィアラ先生、で良いですよ?燐さん」
「はい、レヴィアラ先生。」
レヴィアラ・ディフォーはクスリと笑い
、燐は自分の席に座った
最初のコメントを投稿しよう!