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兄「トムソン!こっちの窓にねwwwブシャーっとやっておしまいwww」
トムソン「おーけぃボス」
エリス「誰かにかかっちゃったら面白いよね」
妹「3人とも年上に見えない。というか高校生に見えない」
トムソン「はいはーい皆さん!カーウントゥダーゥン入りまーす☆・・・・・・3、2」
トムソンが変なテンションで、コーラのキャップに手を掛けた時だった。
コンコン
生徒会室の扉をノックする音がした。
妹「おいガキども、誰か来たみたいなんだけど」
兄「知るか!」
妹「は!?」
兄「僕は今、何よりもコーラの噴射が見たいんだ!!」
妹「そんなに大事なのか!!コーラ飛ばすのが!!もっかい言うけど子供か!!」
兄「子供だよ!!」
妹「開き直んな!!」
トムソン「、1・・・・・・よっしゃいくぜ!ヒャッハァァァ!!」
無表情でここまで感情出せんの本当にすごいと思いつつ、扉の前で待たされている人に同情する。
あたしが迎え入れてもいいけど、あたしは生徒会じゃないから気が引ける。それに、自分が凹む可能性のあることを、わざわざしたいと思わない。
ボッシャアァァァ
兄「おおおおお・・・・・・ぅぅん」
妹「何を、ちょっと違うみたいなリアクションしてんだよ」
兄「お、おう、いや、2リットルだしもっと50メートルくらい飛ぶかと」
妹「そんなに飛ぶわけないだろアホか」
エリス「そう?結構気持ちよく飛んだと思うんだけど」
コンコン
トムソン「俺はもう満足だ」
妹「終わりは意外とアッサリだな」
トムソン「何言ってるんだ、もう高校生だぞ?いつまでもこんなことでキャッキャと盛り上がってる年でもないだろう」
妹「どの口が言う?どの口が」
コンコン
兄「ねえ!今度はメントス入れようよ!」
妹「いつまで少年の心でいんだよ!!」
エリス「ねえ、そろそろ外の子が可哀想だよ?」
兄「忘れてた☆つか気付いてたんなら入れたれよwww」
エリス「でもこの扉、まだトムソンの細工のせいで開かないのよ」
トムソン「忘れてた☆」
もう突っ込むの疲れた。
ガチャ
今井「し、失礼します・・・・・・」
兄「ちょwwwどうしたの君wwwびしょびしょに濡らしちゃってwww」
トムソン「言い方」
妹「お兄死ね。・・・・・・あれ、あんた」
生徒会室に入ってきたのは今井だった。
さっき逃げられた手前、なんか居心地が悪い。
今井「ヒィィィィッ」
それは相手も同じらしい。
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