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兄「そんなとこに立ってないでこっちに座りなよ」
蜜柑はコーラの飲みすぎでかこの男の子に拒絶されたからか知らないけど、お手洗いに行った。
両方かww
エリスが男の子にタオルを渡して、蜜柑が部屋から出ていったのを見て口を開いた。
エリス「そういえば蜜柑ちゃん、私たちにもすごい顔する時期があったわね」
トムソン「そうだったな。ポッキーと間違えて包丁でも食べたような顔してたな」
兄「トムソン?兄の前で何いってんの!?」
トムソン「蜜柑ちゃんは兄にそっくりだな」
兄「何が!?」
トムソン「顔芸的な意味で」
兄「お前微妙に人のこと言えないかんね!?」
今井「椎名さんのお兄さんなんですか、なんかすみません・・・・・・あからさまに怖がっちゃって」
彼は僕が促した席に座り、濡れた身体を拭く手を休め、申し訳なさそうに指で頬を掻いた。
兄「まあ仕方ないよ、怖いものは怖いんだから。」
でも・・・・・・と僕は言葉を付け足す。
蜜柑に初めてコンタクトをとって、恐怖心からその後の接触を断念する人は多い。
そのおかげで、蜜柑はずっと寂しい思いをしてきた。
今でもそうだ。エリスやトムソンがいるとはいえ、クラスでは結局独りなのだろう。何も言わないけど、僕と一緒ですぐ顔に出るから分かってしまう。
しかしこれは蜜柑が原因を作っているわけで、言ってしまえば自業自得なんだ。
等の本人は、いつまでもその原因を消せないことを残念に思っていて・・・・・・
兄「・・・・・・でも、君www男なのにビビりすぎワロタwwwww」
今井「う・・・・・・」
兄「ヒィィィィってwww女の子見てヒィィってwwww」
今井「スミマセン・・・・・・(カァァ)」
でも僕は蜜柑の手助けはしない。
僕に何も言ってこないってことは、まだ頑張るってことでしょ?
エリス「なに下級生虐めてるのよ」
兄「んで君は、妹知ってるってことは一年?なんでそんな水浸しなの?」
今井「あ、はい、えっとこれ水じゃなくてコーラみたいなんです」
兄(゚Д゚)
エリス(゚_゚;)
トムソン(・_・)
兄(エリス!お前が誰かにかかったら面白いとか言うから!!)
エリス(ま、まさか本当に誰かにかけちゃうなんて!でもやったときは誰もいなかったはずだし・・・・・・って私のせい!?)
トムソン(あーあ)┐( ̄- ̄)┌
兄・エリス(イラッ)
兄(お前がぶっぱなしたのに!なんでそんな他人事のように!?)
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