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蜜柑が道に迷っている頃、生徒会室ではいつものように、暇をもて余した３人組が集っていた。
兄「うあー暇だー」
ｴﾘｽ「『落とし穴事件』はまさかのスピード解決だったしね」
兄「あーゆう頼まれごとがないと、生徒会ほとんど仕事ないんだよねー」
ﾄﾑｿﾝ「生徒会いらねｗｗｗ」
兄「ちょっとそういうこと言うのやめて!?」
ｴﾘｽ「生徒会長しかいない、ぼっち生徒会だしね」
兄「うるさいよ!!あ、そういえばオカマ先生が落とし穴事件のお礼にコーラくれたおｗｗｗ」
ｺﾞｿｺﾞｿ
ｴﾘｽ「え、2リットルが6本ってどういうこと!?レオ君それ、今までどこに隠し持ってたの!?全然気付かなかった」
ﾄﾑｿﾝ「さすが、生徒思いに定評のあるオカマ先生だな」
兄「まぁせっかくこんな貰ったんだし飲もうよ！･･････ってちょっと待てこれ、消費期限が今日までになってるんですけどｗｗｗ」
ﾄﾑｿﾝ「1本くらいなら今日で飲めるだろ」
兄「････全部今日で切れるお」
ｴﾘｽ「･･････オカマ先生って、何に定評があるんだっけ？」
ﾄﾑｿﾝ「･･････きっと期限に気づいていなかったんだ」
兄「どーすんのこれ!?ただのジュースならまだしも、炭酸だよ!?今日中に飲むの辛すぎるだろ!!」
ｴﾘｽ「い、1日2日過ぎるくらい大丈夫よ！」
兄「賞味じゃなくて消費だよ!?」
ｴﾘｽ「レオ君なら大丈夫。何でもできる！」
ﾄﾑｿﾝ「信じてるぞ」
兄「何なの!?お前らのその信頼感!?いらなっ！いいからもう飲も！なくそう！3人なら楽勝でしょ！」
10分後
兄「･･････ｺﾞゲップ！、1本なくなった！よし」
ﾄﾑｿﾝ「思ったより多いな、2リットル」
ｴﾘｽ「まだ5本あるんだけど」
兄･ｴﾘｽ･ﾄﾑｿﾝ「･･････」
ﾄﾑｿﾝ「もういっそのこと炭酸を抜いたらどうだ？」
兄「僕そんなコーラ飲みたくないかんね!?あんな不味いものないよ！」
ﾄﾑｿﾝ「ｴﾘｽは炭酸苦手だから飲みやすくなるんじゃないか？」
ｴﾘｽ「私だって嫌だよ!?何サラッと押し付けようとしてんのよ！」
兄「そういえばエロス！一杯くらいしか飲んでないじゃんか!!僕半分くらい飲んだんだかんね!?罰として残り全部飲め！」
ｴﾘｽ「炭酸苦手って言ったばっかりでしょ!?嫌！全部なんて無理！」
兄「飲ませてやるからｗｗｗ」
ｴﾘｽ「じゃあ口移しで」
兄「うわしまった!!ちょ、やめろバカ!!」
ﾄﾑｿﾝ「お前がバカだろｗｗｗ」
ガチャ
妹「はぁ、やっと着いた･･････え、あんたら何してんの？」
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