俺の成績と所属クラス

2/4
前へ
/7ページ
次へ
ジリリリリ!!ジリリリリ!! (おい!!一輝起きろ!!) 「ん~、あと二時間…」 (何を漫画みたいなことを…って二時間は寝すぎだろ!?学校に遅刻するぞ!!) 「ん~、…ん?あぁ、おはようドラ」 (あぁおはよう…ってそんな呑気なこと言ってないで早く学校に行く支度をしろよ!!) 「何言ってんのさ?今日は春休みだよ?ゆっくり寝てていいんだよ…ZZZ」 (春休みは昨日までだ!!今日から始業式だ!!) 「………今日から始業式?………」 ガバッ!! 「ヤバッ!!そうだった!!」 俺は急いで布団から抜け出ると制服に着替えて階段を降りた (急げって!!) 「あぁもう、急いでるだろ!?話しかけるからネクタイの結びかたどわすれしちゃったじゃんか!!」 (それは俺のせいなのか!?) 「飯を食ってる時間は無いな。クソッ!!行ってきます!!」 俺は勢いよく玄関のドアを開け外に出た この辺りで少し自己紹介をしておこう 俺は文月一輝(ふみづきかずき)。九十九学園2年の一般生徒である そして、さっきから俺に注意ばかりしているこの謎の生物はドラという 正式名はチビドラゴンというが、俺は短く区切ってドラと呼んでいる 俺が生まれる前からこの世界にいたらしく、ドラ以外にも様々なチビドラゴンが世界には生息している ウチの学校では、チビドラゴンの携帯は必ずだという不思議な理由があるのだが、その説明はまた後にしよう
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加