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「おい、先に行くな。」
俺は眼鏡を買いにきたんだ。
「わあ~可愛い子いっぱいいるよぉ~!!」
なのになんだ?
「人ごみ…きら、い」
この有様は。
「待ちなさい。あなた達は団体行動が出来ないのですか?」
…はぁ。
なんでこんな奴らと買いに来たかって?
それには理由があるんだ。
理由がなきゃ一緒に行かない。
その理由とは数時間前に遡らなければならない。
□□■
ー数時間前
授業も終わったし、さて、帰ろうか……あ。
確か今日は新歓会の反省会議?的なのがあったはずだ。
俺はそれを思い出して生徒会室へと向かった。
「ん?それならもう終わった。」
生徒会室に入って中を見ると雑談していた生徒会に会議はどうしたと聞くと、東條がそう答えた。
「…そう、ですか。仕事が早いですね。」
「当たり前だ。生徒の代表として。」
「たまにはまともな事が言えるんですねぇ…バ会長。」
「なっ!きさm…「亮たーん!」…チッ!」
片桐が抱きついてこようとするが、体がすぐに反応してそれを阻止した。
俺はもう片桐という奴がトラウマになっているようだ。
「つれないなぁ…まっ、いいけど☆」
そう言ってウインクをかましてくる片桐に鳥肌をたてつつ、生徒会室から出ようとドアノブに手をかける。
「おい、ちょっと待て。話があるんだが…」
「私はありませんので、では。」
そう言って部屋を出ようとすると、
ーグイッ
「…なんですか?」
「いい度胸だ。…話を聞け。」
腕を掴まれて東條を睨むとひきつった笑みでそう言ってきた。
◇◇◇
誰かが表紙を提供してくださるまで、私の描いたものを表紙にしたいとおもいます(*-∀-)ゞ
へたっぴなので、我慢してくだされ(T_T)
表紙はいつでも募集なので!
お願いします…
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