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「空気中には、微量の水分が含まれているんだ。湿度によって量は違うけどな。もし、この水分を凝結させることができれば、その場に氷のつぶてができる。それを相手に投げつければ、RPGでおなじみの氷の魔法ができるぞ。ヒャドとかな」
部員たちから、いっせいに感嘆の声がもれた。
「すばらしい魔法だね!」
「投げつけるのは微妙だけどね!」
名城と深川が賞賛の拍手を送った。
入藤はますます得意になって、さらに話し続けた。
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