【1】一月十六日の出来事
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「――そうか、ありがとう」 言いながら、廊下と部室を隔てる扉をガラガラと閉めた。 冷たい風の立ち込めていた廊下と違い、部室内は随分と暖かかった。暖房がついているわけではないのだが。 視界に映るものは、夕焼けに照らされ平然と並ぶパソコン機材と、その前で談笑し合いながらただ時間を過ごしている部員たち。 いつもの光景に、入藤は思わず微笑んだ。 しかし、心の内は激しい怒りで荒れていた。
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