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「うっせー、朝色々あって歯ぁ磨く時間が無かったんだよ!」
「色々って、どーせ縷々ちゃんといちゃいちゃしてたんだろ!最低だなお前は!」
「んなことしてねぇよ!」
この町で、いや、この国で縷々の存在を知らないものはいないが、縷々が俺の妹であることを知っているのは数少ない。
だがこの町は、その事実を知らないものはいないほど、この町での俺は有名ではあった。
「まぁいいけど…いや、よくない!でも…」
日比野が一人でブツブツ言ってるのを俺は無視を決め込み、学校へと向かった。
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