壱ノ人生

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程なくして、学校へと着く。 水飲み場で、まず口をゆすぐ。十分にわたり充分口腔内を洗浄した後、自販機でミルクティーを買う。俺は真面目で、卑屈で、ドジで、そして甘党なのだ! 購入したミルクティーを一口飲み、三階にある自分の教室へと階段を上がって行った。 いつもなら賑やかな、それでいて楽しそうな声が、校舎中から聞こえてくるのだが今日は全く物音一つしていない。
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