幸せにゃ時間。

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「もちのろん。 しかし、ジャスティスは綺麗だね。 くるんとした茶髪の髪にスベスベの肌、猫目に猫口はまんまだけどスタイルもいいし人間になるとこんなになるんだね。 元々茶トラで可愛かったからね~」 そう言いながら魔女は何やらメモをとっている。 魔女とお話ができるならご主人様ともお話ができるって事だよね! 「でも、何かが違う……」 あたしは自分の体をまさぐる。 頭の上とお尻にふさふさなものが……。 これはもしや! 「ありゃりゃ。 猫耳と猫尻尾はまんまだね~」 あたしの耳と尻尾を触りながら魔女は言う。 「これじゃ、化け猫よ」 ぐすん。 きっとこれじゃご主人様が怯えちゃうにゃ~。 「んふんふ。 ならこれを着るといい。 てゆーかぁぁー。 裸じゃ迷惑だし~」 そう言って魔女はクローゼットから、『布』を出してきた。 これは人間が着る『服』というものか。 「何かヒラヒラしてスースーしてる」 服を着て鏡を見てみる。 何でこんにゃ邪魔くさいのを好んできるんですかねぇ。
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