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「落ち着いたか?」
「………死ね…」
うずくまる俺を魔王が椅子から愉快そうな笑みを浮かべて見る
こちとりゃ生死さまよったんだが……
「ふん、貴様…名前何だった?」
「ライト、ライト・ジャスターだ
お前は………あ、ルシファーか」
忘れてた、割とマジで
だって名前一回言われただけで覚えられる訳無いだろ、ルシファーは殺し合ったから覚えてるが
「ライト、ライトな
中々その格好似合うじゃないか…」
は?格好…?
手を見るが何ともない、が手を見る際に見えた髪が黒っぽい………
「【黒の鏡―ブラックミラー―】
ほら見ろ」
ブラックミラーは闇属性で唯一鏡の役割を果たしている、しかし写る際は白黒だが
髪を見ると分かりにくいが黒が所々生えている、背中には純白の羽と、魔族特有の蝙蝠みたいな羽が有った
分かりにくい……
「【光の鏡―ライトミラー―】」
「む、ライト!我がせっかく鏡を出したのに!!」
ライトミラーは白黒だが黒が見えやすい、黒が増えたっぽい俺に黒が見えにくいやつをだされても困る
「…………お前まさか……」
「半だが、魔族になれた事を光栄に思え」
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