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……見知らぬ男の声が聞こえた…。
一体誰なのか……。
魔「武器を想像しろってそんなことをして何になる!」
朱「今はそんなこといっている場合じゃないよ。やるしかない。」
2人は武器を想像した。
その瞬間、2人の目の前に武器が現れた。
魔「うそ!?」
朱「…うそじゃないみたいだよ。」
2人は武器を手に取った。
魔「これで戦えってか…。」
朱「試しにやってみたら?」
魔「…しょうがない!!やってみる!!」
2人は武器を使い、敵を倒していった。
魔「ハァハァ……。やった…。」
朱「みたいだね…。」
「そういえば、さっきの…。」
魔「あっ!どこにいった!?」
朱「いないみたい。」
魔「……クソ!!」
朱「あ~また使った(笑)」
「いいやん、またどこかで会うことになりそうじゃない?」
魔「そうかな…。」
「……ねぇ…出口の場所知ってたんじゃ…。」
朱「……あっ……。それはあり得る。」
魔「どうするんだよ~。」
朱「まぁまぁ……。」
「人を地図みたいに言わないでくれるかな…。」
魔、朱「あっ!!不審者!!」
「誰が不審者だ!!」
「俺にはちゃんとした名前があるんだ!!」
魔「…ストーカー?」
朱「覗き魔~?」
「全部そっちに繋げるなー!」
「俺の名前は“黒”だ。」
魔、朱「変わらんやん!?」
黒「………まぁいい。何か聞きたいことがあるんじゃないか?」
魔「そうそう!!ここってどこなの?」
黒「……君達の未来の世界だ。」
魔「えっ!?私達の未来にあんなバケモノがいるってことか!?」
黒「それだけじゃない…この洞窟を出たら…全く違う景色を見ることになる。」
朱「そんな…。」
黒「それと、君達の言うバケモノには名前がついている。」
「“生きしカケラ…オーツ”」
魔「オーツ?…変な名前だな。」
朱「ねぇ、聞きたかったんだけど…あなた何者なの?」
黒「俺は多分…君達の未来を守るための使いみたいなものだ。」
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