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返事がなくても、逢いに行こうと決心した時、電話の向こうから声が聞こえた。 「待ってるよ…ずっと…」 十年ぶりに聴く声。 俺の一番愛しい人の声。 それは一瞬で俺の思考回路を止めた。 胸が熱くなって、どうしようもない。
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