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歩き始めて間もなく、
川のせせらぎが聞こえてきた。
「…ラッキー♪」
夕はせせらぎの聞こえる方向へと走り出した。
そこには澄んだ水の流れる小さな川があった。
川には沢山の魚が泳いでいるのが少し離れた場所からでも確認できた。
「…水だ!
魚は…嫌いだけど腹減ったしなぁ…」
早速喉を潤し、
魚を捕まえる為にズボンの裾を捲り上げながら肝心な事に気付く夕。
「何も持ってないし、
調理とか出来ないじゃん…」
はぁ…
ため息をつき、
その場に横になる。
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