ちがう

2/7
前へ
/7ページ
次へ
あともうすこし出会うのがはやかったらさ-----ーーーーー 「太陽ってほんま女大好きだよなー」 ずっと言われ続けた言葉自分でも自覚していた。 高校にはいってすぐ、部活の見学へいくと、俺と友達の亮以外にもう1人クラスメイトがいた。 「鍋田?」 「あ?あー、おう」 ちらっとこっちをみたが、すぐにバスケットコートに視線を戻す。 「鍋田もバスケ?」 「うん。お前も?」 「おう。バスケ」 しばらく見ていると一年生もやらしてもらえることになった。 経験者と初心者にわけられ、経験者には俺たち三人しかいなかった。 「んー。奇数か。じゃあ、お前ら軽く3対3でもやるか」 そういわれ俺たちは先輩と対決さしてもらえることになった。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加