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≪兄貴!聞こえる?私があいつら相手してるから、兄貴はおにゃのこと馬助けてきて!!≫
≪お、蓮か。おk、でも大丈夫か?あいつら結構強そうだぞ?≫
≪大丈夫だ問題ない!私を誰だと思ってんのさ!≫
≪それはいけない!だが俺の自慢の妹にかわりない!!無理だと思ったら俺に言え。無茶するな。わかったか?≫
≪あいあいさー!≫
蓮は創造魔法で大剣なるものを思い浮かべた。その瞬間蓮の右手に剣が現れた。
その武器は、薄い茶色の柄で、黄色い2つの長方形のものの間に七色に光る宝石がはめ込んである、かなり幅と長さのある大剣だった。
思い通りの剣が出てきたというだけで蓮の心はさっきよりも落ち着いていく。
「ぎゃはは!なんだぁそりゃあ?玩具の剣かなにかでちゅかー?」
こっちに向かってきながら、盗賊が私をからかう。そんなこといってられるのもいまのうちだっての!
「ばーか、物事はちゃんと見極めろよ。 うっらああああああ!!!!」
蓮が大剣をバットのようにフルスイングした瞬間した瞬間、大剣の周りに小さい竜巻のようなものがみえた。
「な、なにィ!?うわああああああっ!!!」
しかしこの大剣の周りの小さい竜巻は意外にも勢いがあり、それに押され、岩石につっこみ、ドガァァァァアアァンという派手な音と共に岩なだれが起き、盗賊を飲み込んだ。
「よし、まず一人!」
ガッツポーズをとり、すぐさま体制を整えた。
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