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「そんじゃ、ファナリア国にいこっかねー」
「え?」
サイファーがきょとんとした顔でこちらを見る。やだ照れちゃう///
「帰るんじゃないの?あれ?勘違いした?」
「い、いえ!そうじゃなくて…いいんですか?蓮さんたちは…」
「ん?俺ら旅人だからなー、目的地ないんだわ。」
ちら、とこちらをみてそう答える爛。まあ、旅人っちゃあ旅人だし、まあいいか!
「そうそう。だから、一緒に行こうよ!そっちの方が盗賊とかでてきたときに守れるし、ね?」
「ありがとうございます…!」
『僕からも、ありがとう』
何度も何度も頭を下げられる。頭に血のぼっちゃうよ!あぶないよ!
落ち着かせてからサイファーはカインドに乗って、私たちは翼で飛ぶことに。これ飾りじゃなかったらしい。
うごけーて思ったらばっさばっさ動く。
あ、これはやばい、テンション最高潮wwww
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た w w w w w
「ひょおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwww私飛んでるなうーーーーーーー!!!wwwwwwww I!! can!!! flyーーーーー!!!!!」
「ちょwwwwwお前騒ぎすぎwwww」
時折奇声を上げながら飛行を楽しむ2人の下では、サイファーたちが2人をみて話していた。
「蓮さんたちたのしそうだね」
『だねー。いつもあんなかんじなのかなあ?』
「ふふ、どうだろうね?」
『騒ぎすぎて、僕たちのこと忘れてないといいけど。』
「…忘れないで欲しいなー」
「わーすれってないよー!!」
「んだ!」
『…え?聞こえてたの?100Km以上離れてるのに?』
「れ、蓮さんたちってホントに何者なんだろうね…」
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