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というか、なんで記憶はないのにしゃべれるんだろう。
「さあ、たぶん言語力と記憶力は違うところで脳が保管してるんじゃないかな。」
「なるほど…謎の説得力」
「だから、多分この先で思い出すことがたくさんあるだろうからそう心配しなくて良いよ」
ホッと胸をなでおろしたが少し私は違和感を覚えた。
「あれ?このさき?死んじゃったら此の先はもうないんじゃ?」
「普通はね。でも間違えて殺しちゃってそのままっていうのはあまりにも可哀想だから、キミに第二の人生を歩ませてあげるよ♪」
「まじすか」
「マジマジ。」
一瞬思考とまったわ
でもまた地球に住みたくないなあ…動物とかならまだしも。
「あ、君にはほかの場所に行ってもらおうと思ってるから気にしなくていいよー。君の住んでたところとはちがうから、異世界とでも呼ぼうか。」
イセカイ?異世界ね…おもしろいかな?あ、でもそれより…
「ぜってーほかに目的あるでしょ」
神様のいいように利用するきでしょ!
「ばれたかあー」
「逆にばれないと思った方がすごいですわあ。」
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