夏の水泳部

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 ――何やってんだ。俺は――  下腹部から突き上げてくる快感の中で、圭一は必死に自制を掛ける。しかしその意に反して腰の動きは一向に止まらない。それどころか、スノコの上に跪き、されるがまま受け入れている彼の姿に刺激され、さらに腰の動きは激しさを増していった。  一体、どうしてこんなことに――。押しては返す快楽の波に、次第に遠くなってくる意識の中で圭一は時間を巻き戻す。
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